ニュース 社会 作成日:2015年4月27日_記事番号:T00056634
台湾軍幹部は26日、台湾空軍の戦闘機「経国号」が昨年、通常のパトロール飛行を行っていたところ、澎湖諸島上空で中国人民解放軍の射撃管制レーダー「S-300」の照射を受け、ロックオン(照準に目標を捉えること)の状態となったことから、操縦士が直ちに回避行動を取っていたことを明らかにした。27日付蘋果日報が伝えた。
ロックオンは国際法上、武器の使用と同等と見なされる行為だ。当時経国号のコックピット内では警報音が鳴り響き、海峡中間線に近づくにつれ、警報音が大きくなったという。
空軍関係者は「当時は経国号の性能アップを図ったばかりで、解放軍は経国号のレーダー性能や反応を確かめるため、ロックオンに及んだのではないか」と話した。
解放軍は現在、台湾の対岸に当たる福建省の廈門(アモイ)、龍田、広東省の汕頭(スワトウ)などにS-300PMU2型地対空ミサイルを配備している。
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