ニュース 運輸 作成日:2015年4月27日_記事番号:T00056637
台北都市交通システム(MRT)新北投支線の新北投駅近くから北投温泉を通り、陽明山までを結ぶ北投ロープウエーの建設計画について、台北市が中止方針を決めたことが24日分かった。黄治峯・市工務局新建工程処長が議会答弁で明らかにした。25日付自由時報が報じた。
黄処長によると、今月9日、工務局、税務局、法務局の合同会議で推進中止を決めた。柯文哲市長は、環境保護の観点などから建設推進に反対だという。
北投ロープウエーは1979年に李登輝元市長が初めて計画を提案。2005年に儷山林休閒開発事業とBOT(建設・運営・譲渡)による開発契約を結んだが、翌年に収賄事件が明るみに出ていったんは頓挫していた。その後、12年末に環境影響評価(環境アセスメント)が通過し、再び建設に向けて動き出すものと推測されていた。
黄処長はまた、賠償金を支払う必要があるのであれば、契約に基いて支払うとの意向も明らかにした。
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