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千代田化工とCTCI、サウジでプラント建設へ


ニュース 建設 作成日:2015年4月27日_記事番号:T00056643

千代田化工とCTCI、サウジでプラント建設へ

 千代田化工建設は24日、提携先の中鼎工程(CTCI)のサウジアラビア子会社と共同で、同国におけるスポンジチタン製造プラントの設計・調達・建設(EPC)業務を受注したと発表した。

 顧客は、東邦チタニウム、およびサウジアラビアCristal社とTasnee社の合弁、アドバンスド・メタル・インダストリーズ・クラスター(AMIC)。契約金額は340億円。2017年上半期に完成予定だ。年産能力は1万5,600トン規模。

 オンショア業務(サウジアラビア国内業務)は、千代田ペトロスター(出資比率・千代田化工49%、現地会社のペトロスター51%)とCTCIサウジアラビア子会社で遂行し、オフショア業務(サウジアラビア国外業務)は千代田化工で遂行する。

 スポンジチタンは、航空エンジン・機体素材、プラントの配管や熱交換器など、さまざまな分野で使用されている。

 千代田化工は、世界有数のスポンジチタンメーカーである東邦チタニウム向けに日本工場の建設プロジェクトを遂行してきた。サウジアラビアにおけるスポンジチタン製造プラントは、東邦チタニウムにとって初の海外生産拠点となる。