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台湾スター、14年赤字27億元


ニュース 電子 作成日:2015年4月27日_記事番号:T00056646

台湾スター、14年赤字27億元

 昨年8月に第4世代(4G)移動通信規格サービスに参入した頂新国際集団傘下の台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)の昨年業績は、売上高が53億8,900万台湾元(約210億円)で、純損失が27億8,900万元だった。1株当たり純損失は1.67元。正式サービス開始前に1カ月の無料体験キャンペーンを実施したり、業界最安値プランを打ち出してユーザーにアピールしたものの、頂新グループの食用油事件発覚を受けて消費者のボイコットに苦しんだ。25日付経済日報が報じた。

 現在、同社の4Gサービスユーザーは約20万件に上る。今年第1四半期の売上高は24億2,900万元で、昨年通年の45%に達した。

 なお、通信キャリアでは、中堅の亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)も、昨年は103億6,600万元の資産減損により84億1,300万元の損失を計上した。