ニュース 社会 作成日:2015年4月28日_記事番号:T00056657
台湾プロ野球リーグ、中華職棒大聯盟(CPBL)が運営する試合のインターネット中継サイト「CPBLTV」にこのほど、観戦していた女性ファンのスカートの中が映し出されるという不祥事が発覚した。中継を担当したカメラマンは盗撮行為を行ったとして所属先のテレビ局から解雇された。
問題の映像が放映されたのは26日に行われた義大ライノズ対統一セブン-イレブン・ライオンズの一戦。8回裏のライオンズの攻撃が終わり、画面が観客席に切り替わった際、カメラが女性ファンのスカートの中にフォーカスを当て、約2秒間静止した。
CPBLTVを通じて試合を観戦していたネットユーザーがこれに気付き、即座にネット掲示板「PTT(批踢踢)」に投稿。大きな話題となり、カメラマンへの批判が噴出した。
これを受けてCPBLは、ネット上で見られる過去の試合の映像から問題の場面を削除したと発表。その上で、中継映像の制作を委託する民間全民電視(民視、FTV)から謝罪を受けたと説明した。民視はカメラマンを即刻解雇し、担当ディレクターについても監督不行き届きで処分すると表明した。
なお民視は中継映像を他のテレビ局にも提供しているが、テレビ中継の場合はイニング間にCMが流されるため、試合を中継した「FOX体育台」で問題の場面が映し出されることはなかった。
これまで度重なる八百長事件で深刻なファン離れが起きた台湾プロ野球。幅広い層にファンを広げたいと切実に願っているはずだが、こんなカメラマンがいては、球場へ足を運ぼうという女性ファンが減ってしまうことだろう。
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