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大社工業区の石化メーカー、隔日断水に対案


ニュース 石油・化学 作成日:2015年4月28日_記事番号:T00056670

大社工業区の石化メーカー、隔日断水に対案

 高雄市で5月4日より給水制限が第3段階の隔日断水(5日給水2日断水)に移行することを受け、大社石化工業専業区で27日対策会議が開かれ、隔日断水の代わりに、給水制限を現在の10%から15%、20%に引き上げる対案が出された。もし隔日断水が避けられないなら、▽全地区一斉でなく、地区ごとの計画断水▽2日連続断水の翌日の給水開始を4時間早めること──の要望が挙げられた。28日付工商時報が報じた。

 石化メーカーは、給水制限のカット率を引き上げても、正常稼動を維持できると指摘した。また、鳳山ダム以外を水源とする給水地域では、生活用水と工業用水で水道管を共用しているが、水道事業者の台湾自来水(台湾ウオーター)は技術的問題を克服してほしいと訴えた。さらに、断水開けの給水開始を4時間早めれば、給水から受水までの時間差をなくし、石化ラインでの事故発生を回避できると説明した。

 石化メーカーの要望は、大社石化工業専業区を通じて、経済部、水利署に伝えられる。