ニュース 電子 作成日:2015年4月28日_記事番号:T00056676
液晶パネル大手の群創光電(イノラックス)は今年第1四半期、4K2Kパネルの世界市場での出荷シェアが23.5%へと前期比2.8ポイント下落し、サムスン電子に抜かれて2位から3位に転落した。サムスンは前期の19.9%から28.8%へと8.9ポイント上昇し、LGディスプレイ(LGD)も抜いて一挙に首位に踊り出た。韓国勢は今年、比較的低価格のRGBW方式の4K2Kパネルを強化し、出荷枚数を伸ばしている。28日付工商時報が報じた。
市場調査会社、IHSディスプレイサーチによると、15年第1四半期の4K2Kパネルの世界出荷枚数は575万枚で、前期比14%減だった。首位となったサムスンは、40~85インチの大型パネルが前期比24.7%増の166万枚となりシェア拡大をけん引した。2位はLGDで、シェアは25.7%と前期比2.2ポイント下落した。
4K2Kパネルの出荷は今年通年で4,000万枚以上と、前年の2倍以上に成長する見通しだ。イノラックスの目標出荷枚数は1,000万枚以上、サムスンとLGDは各1,100万枚としており厳しい競争が続く見通しだ。また、友達光電(AUO)は目標400万枚、中国メーカーは深圳市華星光電技術(CSOT)が350万枚、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が200万枚を目標としている。
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