ニュース 電子 作成日:2015年4月28日_記事番号:T00056678
発光ダイオード(LED)大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)が米国において、日本の同業大手、日亜化学工業が保有する白色LEDに関する特許の無効を訴えた裁判で、米ミシガン州東部連邦地裁はこのほどエバーライトの訴えを認める判決を下した。これに対し日亜化学は、今回の判決には失望しているが、最終的なものではないと強調し、上訴する意向を示した。28日付中国時報が報じた。
今回、無効と判定されたのはYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体材料を使った白色LEDに関する日亜化学の米国特許(US5998925、US7531960)で、エバーライトは2012年4月に提訴していた。
なおエバーライトは昨年5月、同社が日本の特許庁に請求した、日亜化学の白色光に関する特許JP4530094の無効審判で全項目について無効判定を獲得した他、ドイツでも日亜化学が保有する同様のヨーロッパ特許(EP 936 682)について13年9月、無効判決を勝ち取っている。
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