ニュース 電子 作成日:2015年4月28日_記事番号:T00056680
アップルの次世代プロセッサー「A9」をめぐり、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)とサムスン電子の受注争いに注目が集まる中、アップル製品の受託生産を手掛ける鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長はこのほど、「TSMCのA9受注にできるだけのことをした」と語り、間接的にTSMCの受注確定を裏付ける形となった。TSMCは現時点で受注確定を発表していない。28日付経済日報が報じた。
郭董事長は以前から韓国のハイテクメーカーによる台湾メーカーへの脅威に警鐘を鳴らし、団結して対抗すべきだと呼び掛けてきた。TSMCのA9受注に向けたバックアップについても「台湾メーカーが韓国メーカーに対抗するために海外メーカーと手を組むことは必然」と語った。
なお郭董事長は今年の経営目標について、「鴻海は既に巨大グループに成長したが、今年も必ず成長を継続する」と表明した。
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