ニュース 金融 作成日:2015年4月29日_記事番号:T00056690
金融監督管理委員会(金管会)は28日、保険会社によるオフショア保険部門(OIU)解禁に向け、国際金融業務条例施行規則の一部改正案と国際保険業務分公司(支店)管理弁法案を発表した。これにより、中国人による台湾の保険商品購入が早ければ6月にも解禁される見通しとなった。29日付経済日報が伝えた。
OIU導入は、銀行、証券に続くオフショア市場開放の仕上げ段階となる。
OIUは、保険商品の事前審査免除と免税を2大原則とし、5月中旬にも設置申請を受け付ける。販売される保険商品は外貨建てに限られる。OIU発足初年度の保険料収入は業界全体で50億台湾元(約190億円)を見込む。
金管会の曽銘宗主任委員は「中国本土、香港、シンガポールなど東南アジアの華人は台湾へ旅行に訪れることが多いが、今後はOIU経由で保険商品を購入できるようになる」と説明した。
実際に香港では、保険業界の新規保険料収入の21%を中国本土住民が占め、中国人向けの保険販売が有望な市場であることを裏付けている。
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