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統一集団の傘下3社、売上高100億元突破へ【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年4月29日_記事番号:T00056691

統一集団の傘下3社、売上高100億元突破へ【表】

 統一企業(ユニプレジデント)集団の、▽ドラッグストアの康是美(コスメッド)▽「クロネコ宅急便」の統一速達(プレジデント・トランスネット)▽小型家電生産の大統営実業(ユニスプレンダー)──は、今年の売上高がそれぞれ100億台湾元(約390億円)を初めて突破する見通しだ。29日付工商時報などが報じた。

 コスメッドは毎年2桁増収が続いており、昨年売上高は95億5,000万元だった。現在約370店を構え、今年の出店予定は5店にすぎないが、老朽化した小型店舗の改装を進める計画だ。

 統一速達の昨年売上高は91億8,000万元で前年比14.1%増だった。巣ごもり消費の拡大で取扱量が年々増えている。同社は、セールスドライバーが配達時に別の商品を客に薦める「巣ごもり販路事業」の昨年売上高が3億元と前年比3割増えたと指摘した。今後3年は倍増を見込む。

 大統営実業の昨年売上高は90億元で前年と横ばいだった。今年は消費者の購買意欲が予想以上に強いとして、第2四半期は前年同期比5%の増収を見込んでいる。通年で前年比15〜20%の増収となり、2年連続の赤字から脱却すると期待している。