ニュース 食品 作成日:2015年4月29日_記事番号:T00056695
健康に関する社会問題に取り組む財団法人、董氏基金会が行った調査によると、台湾で市販されている乳酸菌飲料の8割が、糖分比率でコカ・コーラを上回ることが明らかとなった。中でも商品1本当たりに含まれる糖分が最も多かったのは台湾比菲多食品の「活性乳酸菌発酵乳・プレーン味」(内容量471ミリリットル中糖分が56.5グラム)で世界保健機関(WHO)の推奨値の2倍を上回った。29日付聯合報が報じた。
董氏基金会は、大量の糖分を長期にわたり摂取すれば、糖尿病のリスクが高まる他、内分泌異常、情緒不安定などを引き起こす可能性があると警告した(リリースより)
同調査は今年3〜4月に台湾全土で販売される乳酸菌飲料20種を対象に行われた。うち16種で糖分比率がコーラを上回り、政府の健康食品認証を受けているヤクルトの「活菌発酵乳」(100ミリリットル中糖分が13.3グラム)も糖分が高過ぎると指摘された。
董氏基金会の林彦廷栄養士は、WHOは4〜6歳の子供が1日に摂取する糖分は20グラム以下、成人の場合は25グラム以下を推奨しているが、今回調査対象となった商品のうち6割は1本飲むだけでWHOの推奨値を超えると指摘した。
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