ニュース 電子 作成日:2015年4月29日_記事番号:T00056701
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が28日の業績説明会で発表した第1四半期の財務報告によると、同期売上高は前期比9.6%減となったものの、為替相場の変動が有利に働いたこと、および経営効率の改善により粗利益率は15.1%、営業利益率は9.4%といずれも過去5年で最高を記録した。29日付工商時報などが報じた。
AUOの楊本豫財務長によると、第1四半期は季節的要因および年次補修を実施した影響で減収となったが、コスト構造の最適化と経営効率の改善が大きな成果を挙げ、さらに為替相場の変動で粗利益率が1.5ポイント上乗せされたと説明した。なお同社の同期営業利益は前期比1.5%増の89億5,000万台湾元(約350億円)だった。
また今後の見通しについて彭双浪(ポール・ポン)同社総経理は、パソコンやスマートフォン向けなど一部製品で在庫水準が上昇しており、第2四半期は在庫調整に直面すると慎重な見方を示した一方で、第3四半期以降はマイクロソフト(MS)のウィンドウズ10発売やスマホ新機種の相次ぐ発売により市況は楽観できると語った。
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