ニュース 電子 作成日:2015年4月29日_記事番号:T00056704
DRAMメーカーの華亜科技(イノテラ・メモリーズ)と南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)は28日、それぞれ業績説明会を開き、第1四半期が減収減益に終わったことを明らかにした。29日付蘋果日報などが伝えた。
イノテラの第1四半期の連結売上高は前期比10.5%減の184億5,400万台湾元(約720億円)で、純利益は62.6%減の72億6,900万元に落ち込んだ。営業外収支が昨年第4四半期の23億6,200万元の黒字から4億9,100万元の赤字に転落したことが響いた。
一方、南亜科技の第1四半期の連結売上高は120億2,800万元で、前期を3.1%下回った。粗利益率は47.2%で、前期(48.6%)を1.4ポイント下回った。平均販売単価が前期を8.6%下回ったことが原因だ。その結果、純利益は62億9,000万元で、前期を26.6%下回った。
市場見通しについては、価格が第3四半期には回復に向かうと予想した。
20ナノメートル製造プロセスへの転換計画について、イノテラは今年500億元の投資を行うとした。投資額は昨年の220億元を上回り、生産能力全体の80%を20ナノに移行することを目指す。
南亜科技は毎月生産能力3万枚のペースで転換を進め、2017年下半期にも生産を開始すると説明した。投資額は400億元を見込む。
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