ニュース 電子 作成日:2015年4月29日_記事番号:T00056705
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)は28日、同社が1月に発表した第4世代移動通信規格(4G)スマートフォン向け「WorldMode(ワールドモード)」モデム能力を備えた64ビット対応オクタコア(8コア)SoC(システム・オン・チップ)「MT6753」について、中興通訊(ZTE)、聯想集団(レノボ)、TCL集団など中国の大手スマホメーカーが多くの機種で採用を決めたと明らかにした。MT6753を採用したこれらのスマホは今後、中国電信(チャイナ・テレコム)を通じて5月以降に相次いで発売される見通しだ。29日付工商時報が報じた。
一方、アップルが中国で3月末からiPhoneなど自社製品の下取りプログラムをスタートさせ、回収した製品を鴻海科技集団(フォックスコン)が中古品として同国内で販売し、好評を博している影響で、他ブランドのロー〜ミドルエンドスマホの需要が低迷しており、証券会社は、メディアテックの第2四半期業績に打撃を与えると指摘。「MT6753」の受注効果が業績に表れるのは第3四半期以降との見方を示した。
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