ニュース 運輸 作成日:2015年4月30日_記事番号:T00056723
長栄航空(エバー航空)は29日、米国における航空貨物運賃をめぐるカルテル事件に関する民事訴訟について、原告側に和解金9,900万米ドルを支払うことで合意したと発表した。同事件に関わった中華航空(チャイナエアライン)は既に昨年、和解金9,000万米ドルで合意している。30日付経済日報が報じた。
エバー航空は和解金支払いに備え、昨年8,000万米ドルを計上しており、通年の業績が7億8,900万台湾元(約31億元)の純損失に陥っていた。残りの1,900万米ドルについても既に今年第1四半期に計上している。
なお今年は燃油価格が下落している上、旅客、貨物便とも需要が高まっていることから、証券会社は、同社の第1四半期利益が20億元を超えると予測され、和解金支払いによる影響は限定的とみている。
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