ニュース 電子 作成日:2015年4月30日_記事番号:T00056733
中堅液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター)が29日発表した第1四半期の連結純利益は7億500万台湾元(約27億5,000万円)で、昨年の通年利益5億4,000万元を上回った。昨年は勝華科技(ウィンテック)の経営破綻に伴う損失、および資産減損が業績の足を引っ張った。第1四半期の連結売上高は52億9,000万元で、前期比15.6%減だった。30日付経済日報などが報じた。
第1四半期の液晶パネル出荷枚数は、中小型が約7,950万枚、大型が約6万枚で、自社ブランドの液晶モニター「HannsG」の出荷台数は約11万台だった。
製品用途別販売額の構成比は、6インチ以下のスマホなどモバイル端末向けが46%、6.2~10.1インチのタブレット端末向けが35%、11インチ以上の大型液晶パネルが19%だった。
同社の今年の業績見通しについて証券会社は、このところの中小型液晶パネル価格の下げ止まり傾向や、5.3世代生産ラインの減価償却完了を背景に、引き続き黒字を計上できると予測している。
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