ニュース 政治 作成日:2015年5月4日_記事番号:T00056739
国民党の朱立倫主席と中国共産党の習近平総書記(国家主席)は4日午前、北京の人民大会堂で会談し、朱主席は「1992年の共通認識(92共識)」に基づく中台協力を訴えた。自由時報電子版が伝えた。
朱主席(左)と習総書記(右)。国共トップの会談は6年ぶりだ(4日=中央社)
習主席は「朱主席は(中国を訪れた)3人目の国民党主席だ。両岸(中台)関係は新たな重要な節目にあり、両岸関係がどんな道を歩むべきか、中華民族の国家の未来、両岸の民衆の福祉について真剣に考えるべきだ」と述べた上で、「国共は交流を強化し、革新を進め、両党関係も新たなビジョンを描くべきだ」と訴えた。
朱主席は「両岸が92共識に基づき、アジア太平洋地域の平和、環境保護、経済などの分野で手を携えて協力することを望んでいる」と述べたほか、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への台湾の参加意向を改めて表明した。
報道されている範囲では、会談では台湾のAIIB参加の是非や中台間の通商協定に関する突っ込んだ言及はなかったもようで、内容は儀礼的なものとなった。
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