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中台速達海運が本格化、台湾宅配通も参入


ニュース 運輸 作成日:2015年5月4日_記事番号:T00056740

中台速達海運が本格化、台湾宅配通も参入

 台北港国際物流が30日、台北港の海運快逓専区(海運速達専用区)で業務を開始した。中台を結ぶ海運ルートで速達貨物事業を展開する。1日付経済日報を伝えた。


台湾初の海運速達専用区の供用開始を祝い、朱立倫新北市長(左7)などが記念式典に出席した(財務部関務署リリースより)

 台湾船籍の高速貨客船「麗娜輪」が同日、中国・福建省平潭島からの貨物を積んで海運速達専用区に入港した。航空貨物よりも輸送コストが40%安いことや、朝に積み出した貨物が夕方には到着することを強みに売り込みを図る。

 東元集団(TECO)が出資する宅配サービス業者、台湾宅配通(台湾ペリカン・エクスプレス)も「麗娜輪」を使った中台間の速達貨物輸送に参入する。電子商取引(EC)による需要や台湾の特産品の中国での販路拡大を期待している。