ニュース 医薬 作成日:2015年5月4日_記事番号:T00056745
新薬開発の太景生物科技(タイジェン・バイオテクノロジー)は、有効な治療法が存在しない、再発型または難治性の急性骨髄性白血病患者の化学療法に、同社が開発した幹細胞の動員剤「布利沙福(Burixafor)」を利用することで中国の天津血液病医院と臨床実験を進めている。これにより、同新薬の適用範囲が自己幹細胞移植や同種幹細胞移植からさらに広がる可能性がある。2日付蘋果日報が報じた。
なお、タイジェンはドイツ・Cellex社および台湾大学付設医院と、Burixaforの同種幹細胞移植における使用について実験を進めることで提携を結んだ。
この他、中裕新薬(タイメド・バイオロジクス)のエイズ新薬「TMB-355」の静脈注射薬が既に米食品医薬品局(FDA)から「画期的な治療薬(Breakthrough Therapy)」としての資格を取得しており、第3相臨床試験が完了した後2016年に米国で発売できる見通しとなっている。また同新薬の筋肉注射薬についても今年4月に台湾において第2相臨床試験向けに患者の募集が始まっている。
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