ニュース 食品 作成日:2015年5月4日_記事番号:T00056750
岸信夫衆院議員ら自民党の国会議員で構成する「日台経済文化交流を促進する若手議員の会」の一行が台湾を訪れ1日、馬英九総統、王金平立法院長、立法委員らと会談し、台湾が産地偽装問題で日本からの食品輸入規制を強化したことに懸念を表明した。2日付自由時報が伝えた。
岸議員(中)は、今回の訪問で台湾側の対応が加速することに期待感を示した(1日=中央社)
岸議員は記者会見で、「(偽装問題に対する)衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)の調査で放射能は検出されなかった。日本側は台湾がなぜ規制を強化したのか理解できない。措置には科学的根拠を欠く」と述べた。
一方馬総統は会談で、「問題は食品の安全性ではなく、ラベル表示が不正確な点だ。不正確な表示が台湾人の日本食品に対する信頼にも影響する」と述べ、科学的、理性的な態度で、日台間の友好も考慮しながら解決していくべきだとの認識を示したという。
これに対し、岸議員は「客観的で科学的なデータに基づき、日本の食品の安全性について説明が行われることを望んでいる」と発言した。
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