ニュース 電子 作成日:2015年5月4日_記事番号:T00056758
4日付工商時報によると、タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)は、華碩電脳(ASUS)と小米科技(小米・シャオミ)からスマートフォン用タッチパネルを初めて受注したもようだ。鍾依華TPK総経理が「台湾と大陸(中国)のブランド各1社から受注を得た」と発言しており、ASUSと小米を指すとみられている。今年6月に出荷を開始し、第3四半期より出荷量が大幅に増える見通しで、TPKは同受注により下半期は四半期ごとに売上高が増えると予測している。
ASUSにはZenfoneのハイエンド機種向けのGFF(カバーガラス-フィルム-フィルム)構造パネルが、小米にはOGS(カバーガラス一体型)パネルが採用されたとみられる。TPKは先月、アップルから次世代スマホ「iPhone6s」および大画面タブレット端末「iPad Pro」向けに圧力センサーを受注したと伝えられており、大型の受注観測が相次ぐ形となった。
一方、同社が30日発表した今年第1四半期の決算は、中国・アモイ工場の火災による約12億台湾元の損失を計上したため、純損失が10億1,400万元(約40億円)に上った。
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