ニュース 電子 作成日:2015年5月4日_記事番号:T00056759
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は2014年の年次報告書で、7ナノメートル製造プロセスは2018年に試験生産する予定と明かした。1日付蘋果日報が報じた。
張忠謀(モリス・チャン)董事長は年次報告書で、14年に先行開発を開始した7ナノは、今年はトランジスタの構造選択、トランジスタと導線の基本製造プロセス選択、信頼性試験に重点を置き、来年に全面的な開発を行うと指摘した。
TSMCは昨年、ASMLから極端紫外線(EUV)露光装置「NXE3300」2台を調達。7ナノ製造技術の需要を満たすため、現在同社と設備能力の向上に取り組んでいる。
また、TSMCは7ナノ以下の製造プロセス開発に向け、マルチ電子ビーム直描(EBDW)技術を検討する計画だ。
この他、10ナノプロセスは年末に試験生産、来年量産入りする予定。16ナノ立体構造トランジスタ(FinFET)プロセスのアップグレード版「FinFETプラス」は7月に量産入りし、年末までに約60件の製品がテープアウト(設計完了)する見通しだ。
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