ニュース 公益 作成日:2015年5月5日_記事番号:T00056772
経済部の干害中央災害対策センターは4日会議を開き、石門ダム(桃園市)の貯水量が依然回復していないとして、同ダムから水道供給を受ける地域で実施されている第3段階の給水制限措置(5日給水、2日断水)を当面継続することを決定した。ただ鄧振中経済部長は「今後、気象状況に大きな変化が予想されるため、8日に再度会議を開き、状況に応じて柔軟に対応する」と語った。5日付工商時報などが報じた。
鄧経済部長(中)は、水は限りある資源で、今回の水不足は産業界に対する教訓だと述べた(4日=中央社)
水利署によると、第3段階の給水制限開始から4週目を迎え、石門ダムにおける1日当たりの節水量は事前予測の平均11.6万トンを上回る18.8万トンに上っている。このため、これまでの節水量は累積で400万トンに達し、同ダムの給水可能期間を引き延ばす結果となっている。
楊偉甫・経済部次長は、「今年は空梅雨だったとしても6月末時点で石門ダムに20日間の給水分に当たる約2,300万トンの貯水量があれば、第3段階の給水制限は一時解除が可能だ」と指摘。しかし現時点で目標には若干足りないと説明した。
なお石門ダムおよびその水源エリアではきょう(5日)早朝から雨が降り、午前7時までに6〜28メリメートルの降雨量を記録。石門ダムの水位が満水まで24.55センチメートルとなる220.45センチまで上昇した。
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