ニュース 運輸 作成日:2015年5月5日_記事番号:T00056774
春節(旧正月)明けからアジア〜欧州路線の海運貨物輸送運賃が低迷しており、海運会社は、どの海運アライアンスも5月の便数を輸送能力全体の約81%まで減らしていると明かした。5日付工商時報が報じた。
上海海運取引所の発表によると、4月末時点のアジア〜欧州路線の運賃は1TEU(20フィートコンテナ換算)当たり343米ドルと、前年同日の1,305米ドルから下落し、約900米ドルのコストを大幅に割り込んでいる。アジア〜地中海路線もコスト約900米ドルに対し、運賃はわずか648米ドル(前年同日1,458米ドル)だ。
陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)、長栄海運(エバーグリーン・マリン)が所属するCKYHEアライアンスは4日、運賃を1,200米ドルに戻すと発表した。ただし、各社の実際の値上げは来週となりそうだ。
一方、アジア〜米国西海岸の運賃は1FEU(40フィートコンテナ換算)当たり1,738米ドル(前年同日1,913米ドル)、アジア〜米国東海岸は3,605米ドル(同3,328米ドル)で、それぞれコスト約1,350米ドル、約2,300米ドルを上回っている。
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