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SSD需要急増、パワーテック・ファイソンに恩恵


ニュース 電子 作成日:2015年5月5日_記事番号:T00056785

SSD需要急増、パワーテック・ファイソンに恩恵

 SSD(ソリッドステートドライブ)価格は第1四半期、普及が一気に進む分岐点となる「スイートスポット」に到達したことで需要が爆発的に増えており、NAND型フラッシュメモリーにとって最大の出荷先に成長している。これによりメモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)、NAND型フラッシュメモリー用コントローラーICを手掛ける群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)にも大幅な受注増となって恩恵がもたらされている。5日付工商時報が報じた。 

 128GB(ギガバイト)SSDは昨年第4四半期に50米ドルを割り、今年第1四半期には41〜45米ドルで推移。需要を刺激しており、サムスン電子、東芝、インテルなどSSD大手メーカーは、出荷量で軒並み過去最高を記録した。

 パワーテックは昨年、米OCZテクノロジーから桃園市中レキ(レキは土へんに歴)のSSD向け封止・検査工場を買収。生産能力を拡充しており、インテル、東芝、サンディスクからの受注が増加している。

 一方、ファイソンはSSD向けコントローラーICでコルセア、パトリオットメモリー、クルーシャル、キングストンなど大手SSDメーカーのサプライチェーン入りを果たしている。