ニュース 政治 作成日:2015年5月6日_記事番号:T00056791
来年の総統選挙に出馬する野党民進党の蔡英文主席は5日、中華民国全国工業総会(工総、CNFI)を訪問し、「民進党は企業と距離があると思われがちだが、企業を全く敵視していない。特権に反対しているだけだ」と述べた。6日付経済日報などが報じた。
許理事長(右)は、蔡主席(左)は聞く耳を持ち、問題解決意欲がある印象を受け、総統の器が十分あると述べた(5日=中央社)
蔡主席は、総統に当選すれば、強固な執政チームを組織し、政治と企業の関係を透明化し、企業に積極的に教えを請うと述べ、企業と対立しない立場を強調した。
工総の許勝雄理事長は、新総統に対する要望として、▽具体的な国家発展戦略の提示▽セクショナリズム(縄張り意識)の排除▽健全で成熟した政党政治の再構築──を挙げた。
許理事長は、中国が「1992年の共通認識(92共識)」を堅持する中、中台関係にどう取り組むのかと尋ねたが、蔡主席は「まず台湾内部で合意を形成する必要がある」と述べ、92共識に対する直接の回答を避けた。
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