ニュース 金融 作成日:2015年5月6日_記事番号:T00056800
生保大手の国泰人寿保険は5日、第1四半期に運用収益が保険契約者に約束した運用利回り(予定利率)を上回り、利差益を16年ぶりに計上したことを明らかにした。6日付工商時報が伝えた。
5日の業績説明会によると、同社の第1四半期の投資収益率は4.5%だったのに対し、予定利率は4.3%にとどまり、1999年以来の利差益となった。
国泰金融控股の第1四半期の税引き後利益は前年同期比47%増の181億台湾元(約700億円)だった。うち国泰人寿は92%増の125億元と好調だった。
国泰人寿はこれまで低金利環境の長期化に苦しんできたが、今年下半期以降、利上げ基調がさらに明確になれば、資産価値が上昇し、利差損圧力は軽減が見込まれる。また、帳簿上では200億元の含み益があり、今年は170億元以上の現金配当が予想される。
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