ニュース 商業・サービス 作成日:2015年5月6日_記事番号:T00056806
経済部統計処は5日、世界貿易機関(WTO)の資料を基に、2014年の台湾のサービス業輸出額は前年比11.8%増の571億米ドルで世界23位だったと発表した。しかし、「アジア四小龍」と呼ばれるライバル国・地域は、▽シンガポール、1,329億米ドル(11位)▽香港、1,070米億ドル(15位)▽韓国、1,058億米ドル(16位)──と台湾を上回る輸出額、順位を記録し、水を開けられた形となった。6日付工商時報が報じた。
こうした状況について工商時報は、台湾は他国・地域との自由貿易協定(FTA)の締結が進んでおらず、サービス貿易は旅行業と三角貿易のみに頼っているためと指摘。経済部関係者も、政府は現在、FTA締結を積極的に推進しているが、中台サービス貿易協定の発効が2年近く遅れており、台湾のサービス業者は中国市場での商機獲得に先手を打つチャンスを失いつつあると語った。
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