ニュース 政治 作成日:2015年5月7日_記事番号:T00056819
今週行われた国共トップ会談について、「大陸(中国)は既に朱立倫主席を含む国民党を切り捨て、民進党の政権獲得に向けた準備に入ったようだ」などと論評した政治大学の童振源教授が、中国社会科学院の招きで今月下旬に予定していた北京訪問のスケジュールを中国側に取り消されたことが分かった。童教授は陳水扁政権下で行政院大陸委員会(陸委会)副主任委員を務めており、今回の措置は民進党寄りの学識者に対する警告とみられている。7日付経済日報が報じた。
童教授の訪中取り消しを報じたのは中国のニュースサイト「中国評論新聞網」の6日付評論で、「党派色が鮮明な一部の学者、専門家が一見客観的な論調で政策を誤らせ、民衆を誤った方向に導いている」と伝えた。その上で、「最近こうした評論が少なくない。市民を混乱させ、民進党の選挙戦を支援することが目的であることは間違いない」などと断じた。
これについて童教授は訪中は拒否されたことを認めた上で、「自分の言行は公明正大で磊落(らいらく)かつ客観なものだ。中国側の措置を残念に思う」とコメントした。
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