ニュース 石油・化学 作成日:2015年5月7日_記事番号:T00056829
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が6日発表した4月の合計連結売上高は1,319億3,200万台湾元(約5,140億円)で前月比0.67%増、前年同月比16.25%減となった。7日付蘋果日報が報じた。
各社の4月の連結売上高は、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、180億2,600万元(前月比0.7%減・前年同月比8.6%減)▽南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス、南亜プラ)、287億3,000万元(前月比0.5%減・前年同月比4.2%増)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、549億5,400万元(前月比0.9%増・前年同月比25.2%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、302億2,200万元(前月比2.3%増・前年同月比17.9%減)──。
原油価格は5日、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で先物が3%超上昇して、昨年12月以来初めて1バレル=60米ドル台を回復し、今後、石化業界にとって追い風になるとみられる。
台塑の林健男総経理は、これに加えてアジア地域での相次ぐナフサ分解プラントの年次保守がエチレンやプロピレン価格を押し上げていると指摘。石化製品の価格上昇見通しが顧客の調達増につながっており、市況は明らかに好転しているとの見方を示した。
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