ニュース 機械 作成日:2015年5月7日_記事番号:T00056830
鴻海科技集団(フォックスコン)で自動化技術委員会の総経理を務める戴家鵬氏はこのほど、ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、同グループのロボット事業について「コンシューマー・エレクトロニクス製品内に小さな部品を組み込むような細かな作業において、人間の手に代わりロボットアームを活用するには依然、多くの課題が存在する」と語った。7日付経済日報が報じた。
こうした中、鴻海は他の分野での商機を模索しており、既に中国陜西省のレストラン向けに刀削麺製造ロボットを開発。既に3台を納入している他、現在さらに多くの作業をこなすことが可能な調理ロボットを開発中だ。
なお鴻海のロボット事業は、日本のファナック、スイスのABBといった世界的大手メーカーとの競争では依然後れを取っているものの、特許関連の市場調査会社、米EnvisionIPの調査によると、米国における製造・組み立て用ロボットの特許取得件数では既にアプライド・マテリアルズ、IBM、本田技研工業に次いで第4位となっている。
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