ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

半導体封止・検査のオリエント、EMS受注も続々


ニュース 電子 作成日:2015年5月7日_記事番号:T00056839

半導体封止・検査のオリエント、EMS受注も続々

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)の華泰電子(オリエント・セミコンダクター・エレクトロニクス)は今年、NAND型フラッシュメモリーの受注が多い上、EMS(電子機器受託生産サービス)の売上構成比が3割を超えた。7日付工商時報が報じた。


杜俊元オリエント董事長は、上半期の売上高、利益成長はまずまずだと語った(6日=中央社)

 同社は、米サーバー大手、スーパーマイクロからデータセンター向け製品の大口受注を獲得した他、間接的に日本メーカーから急速電源モジュールの受託生産、先進運転支援システム(ADAS)向けのNAND型フラッシュメモリーモジュールの受注を果たした。

 同社は3月売上高が前月比40.2%増の14億3,200万台湾元(約55億8,000万円)と過去2番目の高水準で、4月は過去最高だったとみられている。第1四半期売上高は前期比5.5%減、前年同期比26.8%増の37億7,600万元。証券会社は、同社の今年の利益は前年比7〜8割増と予測した。

 同社は6日の株主総会で董事監事の改選を決議し、NAND型フラッシュメモリー用コントローラIC設計の群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)、中国のメモリーカード最大手の深圳市江波龍電子が董事の、メモリー大手のキングストン・テクノロジーが監察人の議席を獲得した。