ニュース 電子 作成日:2015年5月7日_記事番号:T00056840
7日付電子時報によると、半導体メモリーの華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)が近く、中国のファウンドリー、上海華力微電子(HLMC)と戦略提携を結び、HLMCの12インチウエハー工場でNOR型フラッシュメモリーを生産するとの観測が半導体業界で伝えられている。事実であれば、台湾のメモリーメーカーが中国のファウンドリーに生産を委託する初めてのケースとなる。
業界関係者によると、ウィンボンドは技術移転せず、HLMCの既存の65ナノメートル製造プロセスまでの技術で、新しくNOR型フラッシュメモリーを設計し、今年下半期に生産を開始する予定だ。
ウィンボンドは、台湾ファウンドリーの12インチ生産能力では、同社の今後3年の需要を満たせないと判断し、中国ファウンドリーとの提携を決めたとされる。モノのインターネット(IoT)商機で、NOR型およびNAND型フラッシュメモリー、SDRAM(シンクロナスDRAM)など低容量メモリーの需要が急増する見通しだ。
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