ニュース 電子 作成日:2015年5月8日_記事番号:T00056860
中堅通信キャリアの亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)および同社との合併を予定している鴻海精密工業傘下の新興通信キャリア、国碁電子(アンビット・マイクロシステムズ)は7日、それぞれ董事会を開催し、6月30日としていた合併基準日を今年12月31日に延期することを決議した。8日付経済日報が報じた。
亜太電信とアンビットは国家通信伝播委員会(NCC)に合併申請を提出したが、亜太電信と台湾大哥大(台湾モバイル)のローミング提携に対して業界から「不公正」との声が上がったことが問題視され、今年1月に差し戻しを受けた。その上、NCCは合併前にアンビットが第4世代移動通信(4G)サービスを開始すること、および両社とも2,000台の4G基地局を設置することを要求した。
こうした中、両社は6月末の合併実現は難しいと判断し、延期を決めたもようだ。
NCCは近く、亜太電信とアンビットの合併および台湾モバイルとのローミング提携に関する公聴会を開く予定で、その後、意見を集約して両問題についての判断を下す見通しだ。
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