ニュース 電子 作成日:2015年5月8日_記事番号:T00056866
市場調査会社、ガートナーのレポートによると、世界のファウンドリー大手各社は当初、16/14ナノメートルFinFET(FF、立体構造トランジスタ)プロセスによる量産開始を2014年第3四半期に予定していたが、現時点でスケジュールに少なくとも2〜4四半期の遅れが出ている状況だ。主に技術およびコスト上の問題が要因とみられる。8日付電子時報が報じた。
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の劉徳音共同執行長は量産スケジュールの遅れについて「新型チップでは回路設計やシステムソフトウエアがますます複雑化し、これまで準備にかかる時間は1年だったが、現在はより多くの時間とコストが必要となっている」と指摘した。
ただこうした中、TSMCは今年半ばに16ナノFinFETプロセスによる量産を開始し、かつ来年末には月間ウエハー投入枚数(WSPM)を10万枚に引き上げる計画で、今年は次世代プロセスへの移行が本格化しそうだ。
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