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IC身分証、17年から導入へ


ニュース 社会 作成日:2015年5月11日_記事番号:T00056871

IC身分証、17年から導入へ

 内政部は2017年からICチップ入りの新型国民身分証への切り替えを進める方針だ。新身分証は税金申告、運転免許、健康保険証、公共交通機関利用、電子投票などの機能を備えた世界でも最も進んだ機能を備えたものになる見通しだ。11日付聯合報が伝えた。

 新身分証は7代目となるもので、費用は数十億台湾元(約1元=3.9円)を見込む。行政院は来年度予算案に身分証切り替え事業の前期計画予算を編成する意向だ。

 内政部は既に行政院科技顧問組に報告を行い、行政院の支持を取り付けた段階だ。ただ、機能統合が複数の電子マネーにも関わる上、複数の官庁のシステムと統合が必要になるため、行政院主導で調整が進められることになる。

 現行身分証は表面の記載事項が複雑だとの指摘を受けており、行政院情報通信推進小委員会の関係者は「新身分証の記載事項は身分証番号、氏名、生年月日、写真に絞り込みたい」と説明した。