ニュース 政治 作成日:2015年5月11日_記事番号:T00056872
野党民進党は8日、蔡英文民進党主席が今月29日に訪米すると発表した。行政部門や国会議員との意見交換の他、ワシントンにある超党派シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)で講演を行う。9日付工商時報が報じた。
今回の訪米は来年1月の総統選挙を前に、蔡主席が米国政府や議員に対中政策を説明する場となる見通しで、信頼感を得られるかどうかが注目される。蔡主席は前回12年の総統選でも投票の4カ月前に訪米し、「台湾の各政党間で両岸(中台)関係に関する共通認識を生み出し、中華民国と中華人民共和国との交渉の基礎とする」とした「台湾共識」を主張したが、全く賛同を得られなかった経緯がある。蔡主席の主張は当時とほとんど変わっていない一方、米国政府は先週の国共トップ会談に対し中台対話への歓迎の意向を表明したばかりで、蔡主席にとっては当選に向けた最初の関門となりそうだ。
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