ニュース 公益 作成日:2015年5月11日_記事番号:T00056878
高雄市は今週も12日と13日に予定されていた、水不足による断水措置が見送られることになった。給水制限の第3段階に当たる断水措置(5日給水、2日断水)は今月4日からの実施が決まっていたが、これで2週連続での見送りだ。経済部の8日発表として9日付工商時報が報じた。
台風により台東県の海岸では高い波が押し寄せた。今夜にかけて海上警報が解除される見通しだ(10日=中央社)
経済部は今週も断水措置を見送る理由として、先週の降雨によって高屏渓の河川ダムでの流量が上昇したことを挙げた。ただし、依然不安定な状況だとしている。
一方、南部に水を供給する南化ダム(台南市南化区)は10日現在貯水量が15.8%まで低下しており、経済部水利署では、早ければ5月下旬より台南市でも第3段階の給水制限措置に入ると予告した。
台風6号、北部・南部のダム潤さず
なお台風6号(アジア名・ノウル)接近に伴い、断水措置を実施中の北部と南部に恵みの雨をもたらすことも期待されていたが、台風は台湾に上陸することなく、今後石垣島方向に遠ざかる見通しだ。中央気象局によると、先週9日以降の降雨は主に東部に集中しており、水不足の解消は期待外れに終わりそうだ。
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