ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年5月11日_記事番号:T00056884
中国鋼鉄(CSC)が8日発表した第1四半期の純利益は55億2,600万台湾元(約216億円)で前期比18.23%減だったが、前年同期比は52.6%増の大幅増益となった。同期は台湾域内向け製品価格が前年同期比で7%下落したものの、原料の鉄鉱石は35〜40%、石炭は約15%下落したため利益が拡大した。第1四半期連結売上高は808億300万元で前年同期比12.56%減、粗利益は98億6,500万元で21.63%増、営業利益は64億1,100万元で35.91%増だった。9日付工商時報が報じた。
また、4月売上高は前月比8.86%減、前年同月比17.8%減の253億5,200万元となった。1〜4月累計売上高は前年同期比13.82%減の1,061億5,600万元。証券会社は、CSCの5月の鉄鋼製品価格は4月からほぼ横ばいとなるものの、低価格の輸入製品の影響で6月価格は1トン当たり平均1,285元へと7.4%下落し、第2四半期利益を圧迫するとみている。
CSCはまた、同日の董事会で従業員の賃金の月額3%引き上げを決めた。4月分にさかのぼって実施する。賃上げ率は過去4年で最も高く、公営企業としては今年初の賃上げとなる。
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