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ASE、TDKとIC内蔵基板で合弁


ニュース 電子 作成日:2015年5月11日_記事番号:T00056893

ASE、TDKとIC内蔵基板で合弁

  半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)は8日、日本のTDKと共同で3,949万米ドルを出資し、TDKの「SESUB」技術を使用したIC内蔵基板を生産する合弁会社「日月暘電子(ASE Embedded Electronics)」を設立すると発表した。出資比率はASEが51%、TDKが49%。高雄市の楠梓加工出口区(輸出加工区)に製造施設を構える予定だ。9日付工商時報などが報じた。

 TDKの上釜健宏社長は、「スマートフォンやウエアラブル(装着型)端末は、今後一層の小型化、軽量化が必要とされることから、SESUBをはじめとするIC内蔵基板の需要がグローバル規模で増加していく」との見通しを示し、「当社は従来、SESUBを日本の甲府工場で生産してきたが、今後増加する需要に対応するため、検査において世界トップの実績を誇るASEと合弁会社を台湾に設け、本格的な量産体制を整えることとした」と語った。