ニュース 運輸 作成日:2015年5月12日_記事番号:T00056901
物流の山九(本社・東京都中央区、中村公一社長)は11日、昭安国際(本社・新北市)の物流子会社、昭安物流の株式70%を先月29日に取得し、山九昭安国際物流(桃園市)として営業を開始したと発表した。
台北桃園物流センター。自動ラック、倉庫管理システム、危険品倉庫、温度管理倉庫を擁する(山九リリースより)
山九は、日本・中国・東南アジアとの貿易量が拡大する台湾を中華圏事業のハブとして物流ネットワークに加えることで、同社が強みとするアジア物流の優位性をさらに高める目的と説明した。
山九昭安の出資比率は山九70%、昭安国際30%となった。山九昭安が運営する台北桃園物流センターは、地上6階建て、敷地面積は3万4,000平方メートル、倉庫面積は8万平方メートルと台湾最大級の規模を誇る。保税物流中心(ILC)ライセンスを取得し、保税・非保税貨物の自主管理が可能だ。桃園国際空港から16キロメートル、台北市内・港から30キロ以内と国際3PL(一括受託物流)を行うのに理想的な土地だ。今後はフォワーディング事業、構内物流事業、機工事業へとサービスメニューを拡大し、グローバルなニーズにきめ細かく対応していく。
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