ニュース 建設 作成日:2015年5月12日_記事番号:T00056908
台湾域内のホテル物件の売買取引が、中国人観光客の自由旅行を開放した2011年以降、増加傾向にある。11年は3件のみだったが、13年は7件、14年は6件へと約2倍に拡大した。12日付工商時報が信義全球資産管理の統計として報じた。
今年は1月に屏東県の墾丁六福荘(レオフーリゾート墾丁)を墾丁渡假村が9億台湾元(約35億円)で買収した。過去3年で買収額が最高だったのは、和富遠東が台北市の慶城福華大楼(慶城ハワードビル)を購入した際の60億元。また、洛碁飯店集団(グリーン・ワールド・ホテルグループ)は台北市の蕃薯藤大楼など、最多の3件を買収した。
対象物件の所在地は台北市が全体の5割を占めており、新北市まで入れると7割以上となる。台北市では中心部から内湖区や松山区などの物件に人気が移っている。買収額は総額10億元以下が中心で、主な買主は生命保険会社が最も多く約29%、次いで不動産投資業者が24%、ホテル業者は12%となっている。
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