ニュース 建設 作成日:2015年5月12日_記事番号:T00056910
高雄市の実業家、陳啓川氏一族がこのほど、一族が経営する南和興産の株式の58%を香港の不動産投資会社のアジア・パシフィック・ランド(APL)とその子会社に売却していたことが分かった。一族の持ち株比率は42%に低下した。12日付工商時報が消息筋の話として伝えた。
南和興産は日本統治時代の1903年創業で、南部に42ヘクタールもの広大な土地資産を保有しており、時価は少なくとも1,400億台湾元(約5,500億円)に上る。
APLは香港などを拠点にアジア各地で不動産投資事業を展開する企業で、昨年12月の時点でAPL幹部が南和興産の董事長、総経理に就任した。高雄の地場有力企業だった南和興産は外資系企業へと移行した。
故陳啓川氏は元高雄市長(官選)で、これまで陳氏一族は資産を売却しない方針を貫いてきたため、地元財界から驚きをもって受け止められている。
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