ニュース 電子 作成日:2015年5月12日_記事番号:T00056916
市場調査会社、IDCの統計によると、中国の第1四半期スマートフォン出荷台数は9,880万台と前年同期比4.3%減少し、過去6年で初の前年割れとなった。世界最大のスマホ市場である中国の落ち込みで、宏達国際電子(HTC)や、聯発科技(メディアテック)などサプライチェーンへの今後の影響が懸念されている。12日付経済日報が報じた。
アナリストは、中国スマホ需要が昨年第4四半期に前倒しされたこと、通信キャリアが昨年下半期からスマホ購入補助金プランを調整したことで、今年第1四半期に市場が調整期に入ったと分析した。
一方、スマホチップのサプライヤーは、新興国の通貨安定に伴い、ロシア、ブラジルなどの顧客から受注し始めていると明かし、スマホ市況は4月に底を打ち、5月に回復中だと指摘した。また、スマホメーカーの第4世代移動通信(4G)対応新製品が6月に量産ピークに入るため、サプライチェーンへの発注意欲が強まると見込まれている。
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