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台湾人寿と中信金の合併、双方の董事会が承認【表】


ニュース 金融 作成日:2015年5月13日_記事番号:T00056932

台湾人寿と中信金の合併、双方の董事会が承認【表】

 生命保険大手、台湾人寿保険と中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)の合併計画について両社は12日に董事会を開催し、台湾人寿普通株1株に対し中信金1.44株、特別株1株に対し1株での株式交換とすることを承認した。中信金の高麗雪財務長は、6月29日に株主総会での承認、監督機関の認可を経て10月に受渡決済の予定で、12月31日に合併を完了したいと語った。13日付工商時報が報じた。

 両社の合併計画は、かつて一度白紙化され、今回改めて進められているもので、中信金株の12日終値23.2台湾元で計算するとプレミアム率は9.9%となる。また取引額は323億5,000万元(約1,260億円)となり、前回予定されていた266億元を57億5,000万元上回ることになる。

 なお高財務長によると、台湾人寿の合併後、傘下の中国信託人寿(CTBCライフ)は保険契約者数が67万人から157万人、契約件数が108万件から266万件へ拡大。さらに初年度保険料(FYP)は1,181億元に達し、シェアで10%を超えて業界4位に躍進する見通しだ。