ニュース 建設 作成日:2015年5月13日_記事番号:T00056942
YKK APは12日、YKK台湾社AP事業部が、台北市信義区の大規模複合ビル「台北南山広場プロジェクト」における、2017年竣工予定の「オフィスタワー」の外装カーテンウォール工事を受注したと発表した。YKK APとして過去最大の受注規模(面積6万7,000平方メートル)となる。
オフィスタワーの完成イメージ。高さ508メートルの台北101と双璧を成す新たなランドマークとなる(YKKAPリリースより)
YKK APが受注したオフィスタワーの緩やかな傾斜のついた外装は、ユニットカーテンウォール(帳壁、空間を仕切るだけで建物の構造に寄与しない壁)で構成され、日射遮蔽(しゃへい)のための垂直水平フィンを採用した環境配慮型ファサードだ。また、台湾における省エネ基準「緑建築標章」5ランクで最高級となる「鑽石級(ダイヤモンド級)」を目指した外装設計となる。外装工事期間は16年2〜12月の予定だ。
台北南山広場は、オフィスタワー、文化施設、商業施設から構成する大規模複合施設の開発プロジェクト。デザインアーキテクトは三菱地所設計が担当し、施主の南山人寿保険の「山」をモチーフにオフィスタワー、エントランスロビー棟、商業施設棟を「連峰」としてデザイン。最高272メートルの超高層オフィスタワー(地上45階、地下5階建て)を連峰のシンボルと位置付け、その形態は感謝の意を表した「合掌」をイメージしている。
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