ニュース 石油・化学 作成日:2015年5月13日_記事番号:T00056944
日東電工は12日、自動車のワイヤーハーネスを結束するPVC(ポリ塩化ビニル)テープの新工場を台湾日東電工(高雄市)に建設し、生産能力を2割増強すると発表した。10月に竣工予定だ。
新工場イメージ図。自動車事業は同社が最も注力している分野の一つだ(日東電工リリースより)
背景には、自動車のエレクトロニクス化により、電子部品の搭載量が増え、接続ケーブルの搭載量が増加していることがある。また、社会的に環境規制が強まる中、自動車部品の軽量化が求められている。
同社のワイヤーハーネス結束用PVCテープは、世界最薄の0.07ミリメートルタイプ、また各種の耐熱タイプを有し、世界20カ国・地域に自社の販売網がある。現在、日本、上海、台湾の3拠点で生産を行っているが、主力工場である台湾での生産能力を増強することでグローバルでの需要増に対応する。
MoneyDJの報道によると、新工場の投資額は20億円。2017年3月まで徐々に生産能力を増やす。
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