ニュース 電子 作成日:2015年5月13日_記事番号:T00056951
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)は12日、スマートフォン向け10コアSoC(システム・オン・チップ)、「Helio X20」を発表した。同製品は世界で初めて、3つの異なる中央処理装置(CPU)コア群から成る「Tri-Cluster」構造を採用した10コアSoCで、メディアテックは中国において3,000人民元(約5万8,000円)クラスのハイエンドスマホ市場をターゲットとする他、新たに世界的大手ブランドを顧客に獲得できるとの見通しを示した。13日付工商時報が報じた。
「Helio X20」は10月に量産開始予定だ(メディアテックの公式ツイッターより)
メディアテックのワイヤレス製品事業群を率いる朱尚祖シニア副総経理は、中国スマホ市場では2年間の高度成長を経て現在は全体としては需要の成長が鈍化しているが、消費者が受け入れ可能な製品価格は目に見えて上昇していると指摘。5,000人民元以上のアップル「iPhone」には手が届かないものの、3,000人民元程度であれば購入する層が出現しており、この市場が非アップル陣営の新たなターゲットとなるとの見方を示した。
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