ニュース 金融 作成日:2015年5月14日_記事番号:T00056958
銀行業界ではモバイルペイメント用のアプリを導入する動きが相次いでおり、中国信託商業銀行(CTBCバンク)は、インターネットショッピングサイト「PCホーム」を運営する網路家庭国際資訊(PCホームオンライン)傘下の拍付国際資訊と提携し、「Pi行動銭包」アプリを発表した。14日付工商時報が伝えた。
Pi行動銭包の個人間取引では送金側に2%の手数料がかかる(13日=中央社)
Pi行動銭包は主に個人間(C2C)の代金決済をターゲットにしており、試験導入を経て、7月にも正式にサービスを開始する。1回当たり1,000台湾元(約3,900円)以下の少額決済が対象になる。
利用に当たっては、携帯電話番号とクレジットカードをリンクさせ、決済時には送金側が送金先から通知された携帯電話番号、送金額、暗証番号を入力すれば決済が完了する仕組みだ。
一方、国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)は今月6日、インターネット上の電子マネーアカウントと実際の銀行口座やクレジットカードを連携させ、アカウント間で決済ができる「KOKO」アプリを導入した。チャージ上限と1回当たり決済上限は1万元、月間の決済上限は3万元となっている。
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